トーマスカーライルのことば・・・

このブログでは、私が最近夢中になっている
中国新聞の「天風録書き写し」について紹介しています。

中国新聞天風録の記事を読むことにより
世の中のことを学ぶことができます。

私が、中国新聞天風録の書き写しを始めた、

そもそものきっかけは、

認知症高齢者とのコミュニケーションの活用で
昔の事の記事では、回想法トークに活用することが、

きっかけでした。

私が、中国新聞天風録書き写しを、おすすめする理由は次の3つです。

① 世の中の出来事を学ぶことができる。

② 考える力を養える。

③ コミュニケーションのネタに困らい。

これから、中国新聞天風録書き写し(タイピング含む)を始めてみようと思っている人は、
世の中の出来事について学び、
認知症予防の取り組みで「考える力」を養う脳トレに挑戦しながら、
豊かな人生を送ることには、もってこいの教材だと思います。

一緒に、中国新聞天風録の書き写しを楽しみましょう。

トーマス・カーライル.jpg


【 本日(2021.05.22)の 天風録 ↓ ↓ ↓ 】では、こんなことを学び、考えてみました。

 (ふる)くから 格言(かくげん)※1に 沈黙(ちんもくj)は (きん)、雄弁(ゆうべん)は (ぎん)なり」※2 とある。(いま)どきの コロナ(か)で (い)い(か)える なら、さしずめ 「黙食(もくしょく)は (きん)なり」と なろうか。よもやま(ばなし)※3を (まじ)わさない 会食(かいしょく)は 会食(かいしょく)とは (よ)べ ない。とはいえ 飲食店(いんしょくてん)の 苦境(くきょう)を (おも)って 会話(かいわ)は 最小限(さいしょうげん)に

▲「沈黙(ちんもく)は 共犯(きょうはん)なり」とは バイデン(べい)大統領(だいとうりょう)の 言葉(ことば)。アジア(けい)住民(じゅうみん)への ヘイトクライム ※4 拡大(かくだい)を (う)けた 対策法案(たいさくほうあん)に 署名(しょめい)する (さい)に (の)べた。いわれなき 差別(さべつ)を なくすために「われわれは (こえ)を (あ)げ、行動(こうどう)しなければ ならない」と

言葉(ことば)の 障壁(しょうへき)は (たか)く、(こえ)を (あ)げたくても 沈黙(ちんもく)して しまうことが アジア(けい)住民(じゅうみん)には ある。大統領(だいとうりょう)は それも (わ)かっている ようだ。スピーチでは、政府(せいふ)に 報告(ほうこく)が (あ)がる ヘイトクライムの 件数けんすう)が 実態(じったい)より 大幅(おおはば)に (すく)ないと 強調(きょうちょう)していた

▲なのに 先週(せんしゅう)、大統領(だいとうりょう)自身(じしん)が 意識的(いしきてき)に沈黙(ちんもく)を (つらぬ)く 場面(ばめん)が あった。パレスチナを 空爆(くうばく)した イスラエルを 「自衛(じえい)する 権利(けんり)が ある」と 雄弁(ゆうべん)に 擁護(ようご)※5 した ものの、パレスチナ(がわ)の 権利(けんり)には 一言(ひとこと)も (ふ)れず じまい。後味(あとあじ)の (わる)さを (のこ)した

▲さて、(いま)の 変異株(へんいかぶ)は かなり (て)ごわい 相手(あいて)だ。(つね)に 用心(ようじん)し、会食(かいしょく)も (さ)けて いたのに 感染(かんせん)してしまう (れい)が (ふ)えて いると いう。もう(ひと)つの 警句(けいく)「換気(かんき)は (きん)なり」を (も)ち(だ)す 専門家(せんもんか)が (すく)なく ない。

( ー 引用 ー )

※1 「格言(かくげん)」とは、簡単に言い表した、戒めの言葉。金言(きんげん)※6

※2 「沈黙(ちんもく)は(きん)、雄弁(ゆうべん)は(ぎん)なり」とは、
イギリスの思想家・歴史家の​トーマス・カーライル​の『衣装哲学』にあることばで、「SPeech is silver,silence is golden.」から。「沈黙」を、よりも高価なにたとえていったもので、よどみなく話せることも大事だが、黙るべきときを知ることは、もっと大事だということ。

※3 「よもやま(ばなし)」とは、いろいろな話。

※4 「ヘイトクライム」とは、(英:hate crime、増悪犯罪)とは、人種、民族、主教、性的指向などに係る、特定の属性を持つ個人や集団に対する偏見や憎悪が元で引き起こされる、嫌がらせ、強迫、暴行等の犯罪行為を指す。

※5 「擁護(ようご)」とは、かばいまもること。

※6 「金言(きんげん)」とは、金のように価値の高い言葉。

よくある事なんですが、友達とのコミュニケーションの中で、つい一言多く言ってしまい。その場の空気を悪くしてしまい、後になって「あの時、あの一言は余計だったな」と反省することがあります。

本日の天風録ではないのですが、「沈黙は金、雄弁は銀なり」で「沈黙」することも大切なんだなあと思い考えさせられました。

あなたは、本日の天風録で何を学び、どう考えましたか?