インド型変異株ウイルス vs 科学の力・・・
あなたは、
新型コロナウイルス感染者が世界全体で1億5千万人を超えたことを知っていますか?
国別では米国が感染者3200万人、死者57万人でいずれも世界最多で、
2位がインドで1800万人、3位がブラジルで1450万人を上回り、
これら3カ国で世界全体の4割強を占めているそうですよ。
変異株ウイルスの感染拡大が広がる中で、
私たちは何が出来るのかを
本日の天風録で教えてもらいました。
【 本日(2021.05.01)の 天風録 ↓ ↓ ↓ 】
日本(にほん)に 春夏秋冬(しゅんかしゅうとう)の 四季(しき)が 巡(めぐ)るように、インドには 乾期(かんき)、暑期(しょき)、雨期(うき)があり、この5月(がつ)は 暑(あつ)さの 盛(さか)り。所(ところ)によって 気温(きおん)は 50度(ど)に 達(たっ)する という。それでも 新型(しんがた)コロナは 平気(へいき)なの だろうか
▲ 新規(しんき)感染者(かんせんしゃ)が 連日(れんじつ)30万人(まんにん)を 超(こ)え、累計(るいけい)で 2千万人(せんまんにん)に 迫(せま)り つつある。爆発的(ばくはつてき)な 感染(かんせん)拡大(かくだい)により、ベッドの 空(あ)きを 待(ま)つ 患者(かんじゃ)を 乗(の)せた 救急車(きゅうきゅうしゃ)が 病院前(びょういんまえ)に 列(れつ)を なし、あちこちの 公園(こうえん)は 臨時(りんじ)の 火葬場(かそうば)に。苦境(くきょう)を 伝(つた)える 現地発(げんちはつ)の 外電(がいでん)は あまりに 切(せつ)なく、息(いき)を のむ
▲ とりわけ 患者(かんじゃ)の 命(いのち)を つなぐ 酸素(さんそ)ボンベが 全(まった)く ない という。家族(かぞく)が 猛暑(もうしょ)の 中(なか)を 駆(か)けずり 回(まわ)って 探(さが)し、闇値(やみね)※1 は 高騰(こうとう)する。スズキは 自動車(じどうしゃ)生産(せいさん)で 使(つか)う ボンベを 医療(いりょう)現場(げんば)に 回(まわ)そうと 現地(げんち)工場(こうじょう)の 操業(そうぎょう)を 止(と)める
▲ 国内(こくない)で ワクチンを 生産(せいさん)し、国民(こくみん)への 接種(せっしゅ)回数(かいすう)も 世界(せかい)3位(い)の 実績(じっせき)を 誇(ほこ)る インド。それでも 感染(かんせん)が 収(おさ)まらないのは、14億(おく)近(ちか)い 総人口(そうじんこう)を 抱(かか)え、密度(みつど)も 高(たか)い ためだろう。さらに ウイルスが 2度(ど)、3度(ど)と 変異(へんい)を 重(かさ)ね、ワクチンへの 耐性(たいせい)※2 を 高(たか)めたと みる 専門家(せんもんか)も
▲ 折(おり)も折(おり) ※3 、米国(べいこく)の 火星探査車(マーズ・ローバー)が、二酸化炭素(にさんかたんそ)から 酸素(さんそ)を 生成(せいせい)※4 する 実験(じっけん)に 成功(せいこう)した。地球上(ちきゅうじょう)でも 温室効果(おんしつこうか)ガスと 酸素(さんそ)とを 効率(こうりつ)よく 交換(こうかん)できないものか。各地(かくち)の 夏(なつ)の 暑(あつ)さを、ほどほどに するためにも。( ー 引用 ー )
※1 「闇値(やみね)」とは、闇取引(やみとりひき)での値段
※2「 耐性(たいせい)」とは、病原菌などが、環境条件や一定の薬物に耐えて生きる性質。
※3 「折(おり)も折(おり)」とは、この重大な時にあたって。ちょうどその時。
【 使い方 】外出しようとした折も折友達が訪ねてきた。
※4 「生成(せいせい)」とは、ものができること。また、ものを新たにつくり出すこと。
改めて、
科学の力の凄さを感じ、学ぶことが出来ました。
一日でも早くこの技術が、変異株ウイルスの治療に役立てられる日がくることを
願うと同時に、まず私たちが出来ること「感染しない、させない」の小さな取り組みで感染拡大防止に取り組んでいかなければと思いました。
あなたは、本日の天風録で、何を感じ、
何を学び、そしてどう行動しようと思いましたか?