複雑に絡みあう「ワクチン外交」・・・
あなたは、
「ワクチン外交」の大変さを知っていましたか?
本日の天風録を読んで、
「ワクチン外交」の大変さを知ることができました。
【 本日(2021.05.11)の 天風録 ↓ ↓ ↓ 】
街角(まちかど)に あった 昔(むかし)ながらの 薬局(やっきょく)は 少(すく)なく なった。代(か)わりに 増(ふ)えてきた ドラックストアには 化粧品(けしょうひん)も カップ麺(めん)も 並(なら)ぶが、薬剤師(やくざいし)が いない 夜間(やかん)などに 肝心(かんじん)※1 の 薬(くすり)が 買(か)えない ことも。さて 便利(べんり)なのか、不便(ふべん)なのか
▲ そして 今(いま)や 「 世界(せかい)の 薬局(やっきょく)」と 言(い)えば 新型(しんがた)コロナの ワクチン製造国(せいぞうこく)を 指(さ)す ようだ。インドが 代表格(だいひょうかく)だった ものの、感染(かんせん)爆発(ばくはつ)で 輸出(ゆしゅつ)どころでは なくなった。代(か)わりに 中国(ちゅうごく)や ロシアが 途上国(とじょうこく)との 結(むす)びつきを 強(つよ)めようと、「ワクチン外交(がいこう)」に 力(ちから)を 注(そそ)※2 いでいる
▲ バイデン米大統領(べいだいとうりょう)が、製薬(せいやく)会社(かいしゃ)が 持(も)っている ワクチン製造(せいぞう)特許(とっきょ)※3 の 一時停止(いちじていし)、すなわち ジェネリックワクチンの 普及推進(ふきゅうすいしん)※4 に 理解(りかい)を 示(しめ)したのも、大国(たいこく)間(かん)の 覇権(はけん)争(あらそ)いが 背景(はいけ)にある。開発(かいはつ)で 後(おく)れを 取(と)った わが国(くに)は 米政府(べいせいふ)に 賛同(さんどう)したくも なるが、話(はなし)は それほど 単純(たんじゅん)ではない
▲ いち早(はや)くの 開発(かいはつ)に うまみが なくなれば、世界(せかい)が 次(つぎ)の 感染症(かんせんしょう)に 見舞(みま)われた 際(さい)に 製薬会社(せいやくがいしゃ)の 動(うご)きは 鈍(にぶ)るだろう。ここは、人口規模(じんこうきぼ)や 感染状況(かんせんじょうきょう)に 応(おう)じて 各国(かっこく)に ワクチンを 配分(はいぶん)する「世界(せかい)の 薬剤師(やくざいし)」役(やく)が 必要(ひつよう)なのかも しれない
▲ 国内(こくない)では 高齢者(こうれいしゃ)への 接種(せっしゅ)※5 が 本格化(ほんかくか)し、予約(よやく)電話(でんわ)や サイトが 大混乱(だいこんらん)する 自治体(じちたい)も。どうか、昔(むかし)ながらの 固定(こてい)電話(でんわ) 頼(たの)みでも 不利(ふり)に なりませんように。( ー 引用 ー )
いかがでしたか?
新型コロナのワクチン製造に於いても、
大国間の覇権争いが垣間見られ大変な世の中になったものだと思いました。
世界が大変なら、我が家も大変です。
我が家の高齢者のワクチン接種の予約が取れなかったと、
毎日、固定電話の前に座り込み嘆いており、
なだめるのに時間を要しています...
あなたは、
本日の天風録で
何を感じ
何を学び
そして、
どう行動しようと思いましたか?
【 本日の学び 】
※1 「肝心(かんじん)」とは、とりわけ大切であること。
※2 「注(そそ)ぐ」とは、もっぱら、その方へ向ける。一つのことに集中する。
※3 「特許(とっきょ)」とは、国が特定の会社などに対して特別の権利を与えること。
※4 「普及推進(ふきゅうすいしん)」・・・「普及(ふきゅう)」とは、広く行き渡ること。また、行き渡らせること。「推進(すいしん)」とは、物を前へおし進めること。事業や運動などを達成するように努めること。
※5 「接種(せっしゅ)」とは、人や動物の体に、実験的に病原菌・毒素を移し植えること。また、病気の予防・治療・診断のために、ワクチン・血清・ツベルクリンなどを移し植えること。