紛争予防の失敗例・・・
あなたは、パレスチナのガザ地区の紛争予防の失敗を知っていましたか?
本日の天風録で、
紛争予防の原因について学び、
教えてもらいました。
【 本日(2021.05.14)の 天風録 ↓ ↓ ↓ 】
呉市(くれし)と ほぼ同(おな)じ 面積(めんせき)に 200万人(まんにん)が 肩寄(かたよ)せ 合(あ)って 暮(く)らす。そんな パレスチナの ガザ地区(ちく)を 空爆(くうばく)※1 すれば、人々(ひとびと)が 巻(ま)き添(ぞ)えに なるのは 火(ひ)を 見(み)るより 明(あき)らかだ。黒煙(こくえん)と 真(ま)っ赤(か)な 炎(ほのお)が 立(た)ち上(あ)がり、10階建(かいだ)てほどの ビルが 崩(くず)れ 落(お)ちて いく
▲ 現地発(げんちはつ)の ニュース映像(えいぞう)が 切(き)り替(か)わり、今度(こんど)は イスラエルに 向(む)け ガザから 発射(はっしゃ)された 多数(たすう)の ロケット弾(だん)を 映(うつ)し出(だ)した。夜空(よぞら)に 弧(こ)を 描(えが)く 幾筋(いくすじ)もの 光跡(こうせき)が まるで 流(なが)れ星(ぼし)のよう。流血(りゅうけつ)の 事態(じたい)という 悲惨(ひさん)※2 な 現実(げんじつ)を 忘(わす)れそうになる
▲ かれこれ 70年(ねん)以上(いじょう) 続(つづ)く 両者(りょうしゃ)の 対立(たいりつ)が ここで エスカレート したのは、占領地(せんりょうち)への 入植(にゅうしょく)※3 を 拡大(かくだい)する イスラエルの 傍若無人(ぼうじゃくぶじん)※4 ぶりが 根底(こんてい)にある。互(たが)いに 一歩(いっぽ)も 引(ひ)くつもりは なさそう。となると、ここは 国際社会(こくさいしゃかい)の 出番(でばん)だ
▲ しかし、非公開(ひこうかい)の 国連安全保障理事会(こくれんあんぜんほしょうりじかい)が 持(も)たれたのは いいが、イスラエルを 擁護(ようご)※5 する 米国(べいこく)が 声明(せいめい)の 取(と)りまとめに 背(せ)を 向(む)けたという。いわく 「緊張緩和(きんちょうかんわ)には 寄与(きよ)しない」と。確(たし)かに、当事者(とうじしゃ) 抜(ぬ)きの 声明(せいめい) 一(ひと)つで、長年(ながねん) 続(つづ)く 懸案(けんあん)が 解決(かいけつ) できるとは 思(おも)えない
▲ だとしても、それを 言(い)っちゃあ おしまい、では なかろうか。いや、米国(べいこく)は 声明(せいめい)に 加(くわ)わる 資格(しかく)がないと 自覚(じかく)して いるのかも しれない。紛争(ふんそう)「予防(よぼう)」に またも失敗(しっぱい)した のだから。( ー 引用 ー )
改めて、
根深い地域の紛争について、
当方の言い分が対立するなかで
「平和」って何!?
「安心」って何!?
「国際社会」って、・・・
平和ボケしている頭で考えてみても課題解決は難しい・・・
互いに、安心して暮らせる方法としては
何があるのだろうかと考えてみました。
※1 「空爆(くうばく)」とは、空中爆撃の略
※2 「悲惨(ひさん)」とは、悲しく痛ましい気持ちをおこさせるような、みじめなありさま。
※3 「入植(にゅうしょく)」とは、開拓する土地や植民地にはいって生活すること。
※4 「傍若無人(ぼうじゃくぶじん)」とは、人まえをはばからず勝手気ままにふるまうこと。
※5 「擁護(ようご)」とは、かばいまもること。
あなたは、
本日の天風録で
何を感じ
何を学び、
そして、
どう行動しようと思いましたか?
本日は以上です。