公文書改ざん「赤木ファイル」の結末・・・
あなたは、
都合の悪いことを隠し、信用も権威も失うとどうなるか知っていますか?
本日の天風録では、
桜田門外の変を教訓として、
都合の悪いことは隠しそのため信用も権威も失った結果
どうなったかを教えてくれています。
【 本日(2021.05.08)の 天風録 ↓ ↓ ↓ 】
3月(さんがつ)の その日(ひ)、江戸(えど)では 季節(きせつ)外(はず)れの 雪(ゆき)が 舞(ま)っていたと いう。幕府(ばくふ)を 支(ささ)える 大老(たいろう)の 井伊 直弼(いい なおすけ)が 将軍(しょうぐん)の 跡継(あとつ)ぎ 問題(もんだい)などで 敵対(てきたい)していた 水戸藩(みとはん)の 脱藩者(だっぱんしゃ)らに 襲撃(しゅうげき)※1 された。歴史(れきし)の 転換点(てんかんてん)と なった 桜田門外(さくらだもんがい)の変(へん) である
▲ 直弼(なおすけ)暗殺(あんさつ)に 幕府(ばくふ)は 仰天(ぎょうてん)※2 した。当時(とうじ)の 決(き)まりに 従(したが)って 井伊家(いいけ)も 水戸藩(みとはん)も 取(と)り つぶせば、おのれの 屋台骨(やたいぼね)が 揺(ゆ)らぐ。それは 避(さけ)けようと 「大老(たいろう)は 病気(びょうき)だ」と 偽(いつわ)りの 文書(ぶんしょ)まで 出(だ)させた。結局(けっきょく)、その死(し)は 2ヵ月(にかげつ)近(ちか)くも 伏(ふ)せられた
▲ 都合(つごう)の 悪(わる)いことは 隠(かく)したいー。時代(じだい)が 移(うつ)っても 権力(けんりょく)を 握(にぎ)る 者(もの)は そう 考(かんが)える ようだ。財務省(ざいむしょう)による 「森友学園(もりともがくえん)」関連(かんれん)の 公文書(こうぶんしょ)改(かい)ざん 事件(じけん)で、「赤木(あかぎ)ファイル」の 存在(そんざい)を 政府(せいふ)が やっと 認(みと)め
▲ お先棒(さきぼう)を 担(かつ)がされ ※3、死(し)を 選(えら)ばざるを得(え)なかった 近畿(きんき)財務局(ざいむきょく)職員(しょくいん)が 経緯(けいい)※4 を 細(こま)かく 記(き)しており、真相(しんそう)に 光(ひかり)が あたるかも しれない。そもそも 公文書(こうぶんしょ)は 国民共有(こくみんきょうゆう)の 財産(ざいさん)。にもかかわらず 実際(じっさい)は あるのに「ない」と 公開請求(こうかいせいきゅ)に 応(おう)じ なかったのは、森友問題(もりとももんだい)だけで 46件(けん)にも 上(あが)る。看過(みすごし)できない
▲ 隠(かく)した つもりでも、大老(たいろう)暗殺(あんさつ)を 目撃(もくげき)した 人(ひと)は 多(おお)く、すぐ 江戸(えど)中(じゅう)に 広(ひろ)まった そうだ。うそを 見透(みす)かされて、信用(しにょう)も 権威(けんい)※5 も 失(うしな)った 幕府(ばくふ)は、命脈(めいみゃく)を 縮(ちぢ)めてしまう。そんな 歴史(れきし)の 教訓(きょうくん)もある。( ー 引用 ー )
※1「 襲撃(しゅうげき)」とは、不意におそいかかること。
※2 「仰天(ぎょうてん)」とは、非常に驚くこと。あきれ返ること。「びっくりー」
※3 「お先棒(さきぼう)を担(かつ)ぐ」とは、人の手先ととなって軽はずみな振る舞いをする。
※4 「経緯(けいい)」とは、物事に何が起きて、どのような事情を経て、採取的に現状へと至ったのか、その一連の出来事の推移を指す言葉。
※5 「権威(けんい)」とは、すぐれた者として、他人を威圧して自分に従わせる威力。
改めて、
本日の天風録で、
都合の悪いことは隠さず、
信用も権威も失いたくないと感じました。
そのためには、
常に素直な心で日常を過ごすことの大切さを学びました。
そこで、
私は、この本(↓↓↓)を参考に、
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常に「素直な心」を意識して生活をしていきます。
あなたは、本日の天風録で
何を感じ
何を学び
そして
どう行動していこうと思いましたか?