「緑のインフラ」と街路樹防災・・・

あなたは、街路樹が地球温暖化防止や防災の役割のあることを知っていましたか?

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本日の天風録で、「緑のインフラ」街路樹の見直しと
これからの街路樹の在り方について教えてもらいました。


【 本日(2021.08.13)の 天風録 ↓ ↓ ↓ 】


​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​ 賢治(けんじ)の 詩(し)の 一節(いっせつ)は 樹木(じゅもく)にも 当(あ)て はまる。雨(あめ)ニモ マケズ / 風(かぜ)ニモ マケズ / 雪(ゆき)ニモ 夏(なつ)ノ 暑(あつ)サニモ マケヌ・・・。ことに 街路樹(がいろじゅ)の 姿(すがた)は 涙(なみだ)ぐましい。枝葉(しよう)を 伸(の)ばせば 電線(でんせん)の 邪魔(じゃま)だと 疎(うと)まれ、狭苦(せまくる)しい 歩道(ほどう)の 隅(すみ)で 何(なん)とか 踏(ふ)ん張(ば)っている​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​▲ それなのに 校則(こうそく)違反(いはん)の 頭髪(とうはつ)みたいに 枝(えだ)は 刈(か)り込(こ)まれて 「こぶ」 だらけ、根(ね)(まわ)りの 土(つち)を 肥(こ)やす 落(お)ち葉(ば)も 厄介(やっかい)(ばら)い。大田市(おおたし)出身(しゅっしん)の 樹木医(じゅもくい)、岩谷 美苗(いわたに みなえ)さんは 著書(ちょしょ)で こう案(あん)じる。「街(まち)の 木(き)が、とても 理不尽(りふじん)な 目(め)に あっている」​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

​​​​​​​​​​​​​​​▲ 人(ひと)と 街路樹(がいろじゅ)とが 通(かよ)い 合(あ)わせて きた、キモチが 離(はな)れかけて いるの かも しれない。そんな 在(あ)り方(かた)が 今(いま)、問(と)い直(なお)されている という。街路樹(がいろじゅ)を 「緑(みどり)の インフラ」と 見(み)(た)てる 動(うご)きで ある​​​​​​​​​​​​​​​

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​▲ 先週(せんしゅう)出版(しゅっぱん)された 岩波(いわなみ)ブックレット「街路樹(がいろじゅ)は 問(と)い かける」では、先(さき)を 行(い)く 海外(かいがい)の 潮流(ちょうりゅう)を 取(と)り上(あ)げて いる。総(そう)じて 重(おも)きを 置(お)かれる 物差(ものさ)しは、枝葉(しよう)で どれだけ 広(ひろ)い 地面(じめん)が 覆(おお)われ、日(ひ)(ざ)しを 遮(さえぎら)れて いるか。舗道(ほどう)や 空調(くうちょう)で こもる 熱(ねつ)は 温暖化(おんだんか)と 相(あい)まって、都市(とし)生活(せいかつ)を さいなむ。植樹(しょくじゅ)(たい)が 広(ひろ)ければ 雨(あめ)も 吸(す)い、水害(すいがい)を 和(やわ)らげる​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

​​​​​​​​​​​​​▲ 木(き)の 立場(たちば)では 「のびのび、放(はな)って おかれるのが 一番(いちばん)」と 岩谷(いわたに)さんは 説(と)く。多様性(たようせい)や 個性(こせい)に 目(め)を 向(む)けだした 教育論(きょういくろん)にも 聞(き)こえてくるから 不思議(ふしぎ)で ある。( ー 引用 ー )​​​​​​​​​​​​​


今までは、街路樹を都市景観の一つとしか捉えていませんでしが、

改めて、

街路樹を地球温暖化防止、自然災害からの防災の視点で捉えてみると、
街路樹には、とても大切な役割があることを学ぶことができました。

これからは、街路樹の役割を見直し、
ユニバーサルデザイン(福祉住環境)の中で、
街路樹の在り方を捉えて行動します。

あなたは、本日の天風録で

何を感じ、学び、どう行動しようと思いましたか?