笑福亭仁鶴さんの教え・・・
あなたは、笑福亭仁鶴さんのことを知っていますか?
本日の天風録では、
その笑福亭仁鶴さんの上方落語(芸)の世界での
心掛けていたこと、心掛けることについて教えてもらいました。
【 本日 (2021.08.22)の 天風録 ↓ ↓ ↓ 】
きっぷの良(よ)さが 江戸落語(えどらくご)の 聞(き)きどころならば、上方(かみがた)では コテコテの 芸風(げいふう)が 好(この)まれるらしい。似(に)て非(ひ)なるようでも、噺家(はなしか)としての 誉(ほま)れに 東(ひがし)と 西(にし)で 違(ちが)いは ない という。上方風(かみがたふう)に 言(い)えば、「迎(むか)え手(で)よりも、送(おく)り手(で)でんなぁ」
▲ 演芸場(えんげいじょう)の 舞台(ぶたい)に 上(あ)がった 時(とき)の、「待(ま)ってました」の 拍手(はくしゅ)が 迎(むか)え手(で)である。対(たい)して、送(おく)り手(で)は 高座(こうざ)を 下(お)りる 背中(せなか)越(ご)しに 聞(き)く。期待感(きたいかん)交(ま)じりの 迎(むか)え手(で)とは、ひと味(あじ)も ふた味(あじ)も 変(か)わってこよう
▲ 84歳(さい)で 帰(かえ)らぬ人(ひと)となった 上方落語(かみがたらくご)の 大御所(おおごしょ)、笑福亭 仁鶴(しょうふくてい にかく)さんも 芸談集(げいだんしゅう)「青春(せいしゅん)の 上方落語(かみがたらくご)」で 触(ふ)れている。人気(にんき)の バロメーターである 迎(むか)え手(で)より、高座(こうざ)を 下(お)りる時(とき)の 方(ほう)が 気(き)になるーと。大看板(だいかんばん)とも なれば、ふがない芸(げい)で 客(きゃく)を 裏(うら)切(ぎ)る 怖(こわ)さが 先(さき)に 立(た)つ日(ひ)も あったはず
▲ 半世紀(はんせいき)前(まえ)から ラジオの 深夜番組(しんやばんぐみ)で 話術(わじゅつ)を 鍛(きた)え、テレビ界(かい)では 「視聴率男(しちょうりつおとこ)」として 名(な)を はせた。売(う)れっ子(こ)ぶりで ビートルズに 引(ひ)き比(くら)べ られたことも ある。それでもなお、あぐらをかくことなく、晩年(ばんねん)まで 高座(こうざ)勤(つと)めを おろそかに しなかった。あの「誉(ほま)れ」が 頭(あたま)の 隅(すみ)に あったに 違(ちが)いない
▲ 角(かど)が 立(た)つ 浮世(うきよ)に 笑(わら)いで 鉋(かんな)を かけ、まぁーるくおさめてきた 仁鶴(にかく)さん。人生(じんせい)の 舞台(ぶたい)を 去(さ)る 背(せ)に、やんやの 送(おく)り手(で)が 鳴(な)っている。( ー 引用 ー )
改めて、
本日の天風録を
自分の人生に例えて考えてみました。
誕生「おめでとう!」と、迎え手で期待され、
成長し老いを迎え衰退していく過程の中で
人生最期の時、盛大な送り手で送り出してもらいものだぁと思いました。
その為は、今何ができるのか?を考えるに、
日々の生活に、あぐらをかくことなく、
「素直な心で、
プラス思考で、もの事を捉え
取り組んで行きたい。」
そう思うようになりました。
あなたは、本日の天風録で
何を感じ
何を学び
そして、
どう行動して行こうと思いましたか?
最後に、
この度の笑福亭仁鶴さんの訃報、
心からお悔やみ申し上げます。
本日は以上です。