五輪選手への〈 お・も・い・や・り 〉は・・・

本日の天風録では、

​​57年前にあった前回の東京五輪開催1カ月前の
世の中の様子を教えてもらいました。


2019年大河ドラマ「いだてん」.jpg
大河ドラマclubより引用〗


【 本日(2021.06.23)の天風録 】
 北海道(ほっかいどう)で (お)り(かえ)した 聖火(せいか)リレーは、きょうから 静岡県(しずおかけん)、東海道(とうかいどう)に (と)ぶ。だが、ワクワク(かん)に (ひ)を つける はずだった「導火線(どうかせん)」は、不運(ふうん)にも (わす)れ られたかの ようである。開幕(かいまく)1カ月(いっかげつ)(まえ)に、これほど 不振(ふしん)を かこうとは

 57年(ねん)(まえ)に あった 前回(ぜんかい)の 東京五輪(とうきょうごりん)では 聖火(せいか)リレーを (はじ)めた (ひ)が 1カ月(いっかげつ)(まえ)だった。その(ひ)、本欄(ほんらん)が (と)り(あ)げた 話題(わだい)は 「交通戦争(こうつうせんそう)」。マイカ―ブームで 犠牲者(ぎせいしゃ)が 毎年(まいとし)1万人(いちまんにん)(だい)に (の)り、交通禍(こうつうか)の (ほう)が よほど 関心事(かんしんごと)だった ようだ

▲ (ほか)の 紙面(しめん)も 意外(いがい)な ほど、お(まつ)り ムードは うかがえ ない。むしろ 戦後(せんご)の (かげ)に 気付(きづ)く。沿道(えんどう)で (ひ)の(まる)の 小旗(こばた)が (う)ち (ふ)られる 聖火(せいか)リレーの 光景(こうけい)に、(おな)じように して 戦場(せんじょう)に (おく)った 戦時(せんじ)の 行列(ぎょうれつ)が よみがえったと (か)く 記者(きしゃ)まで いた

▲ 半世紀(はんせいき)ほど 時計(とけい)の (はり)が (すす)んだ 今回(こんかい)は、新型(しんがた)コロナ(か) という 暗雲(あんうん)が (た)れ (こ)めて いる。犠牲者(ぎせいしゃ)も 時々刻々(じじこっこく)、(ふ)えて いる。米国(べいこく)の 大学(だいがく)に よると、死亡者(しぼうしゃ)(すう)の 累計(るいけい)は 世界全体(せかいぜんたい)で、きのう 午後(ごご)の 時点(じてん)で 390万人(まんにん)に (せま)り つつ ある

▲ 五輪(ごりん)の 開会式(かいかいしき)まで (のこ)り 30日(にち)。あと 62日(にち)で パラリンピックも 開幕(かいまく)を (むか)える。残日計(ざんじつけい)が (すす)めば、期待(きたい)も (たか)まって くる だろうか。感染(かんせん)を (めぐ)る、選手(せんしゅ)の ヤキモキ、ハラハラの (たね)は せめて (と)り(のぞ)いて やりたい もの だが。( ー 引用 ー )

当時に、思いを馳せてみますと、
57年前の前回の東京五輪の1カ月前には、
盛り上がっていなかった。

どちらかと言うと、
明日の暮らしに興味関心が向けられていたようだ。
では、
どの時点で、人は東京五輪に熱狂しだしたのでしょうか?

私の勝手な推測ですが、
五輪選手の活躍や、スポーツの素晴らしさに触れた時
人々は、その姿に共感し熱狂し盛り上がったのではないかと思うのです。

「コロナ禍でも東京五輪は開催する」と決めたことなので、
残り後、1カ月ならば、選ばれた選手のためにも
集中する環境を整えてあげるべきではないでしょうか?

そんなこと考えていましたら、

2019年の大河ドラマ「いだてん~東京オリンピック噺~」を
大河ドラマ いだてん 完全版 ブルーレイBOX1 全4枚 BD

もう一度
見たくなりました​。

​あなたは、本日の天風録で何を学び、どう考えましたか!?