さんまさんと小イワシ(カタクチイワシ)・・・
中国新聞天風録を「読み・書き・タイピング」し、
世の中の出来事を学び、
認知症を防ぐ取り組みで「考える力」の脳トレに
励んでいます。
【 本日(2021.06.12)の天風録 】で学び、考えたこと。
明石家(あかしや)さんまさんは、病(やまい)知(し)らずが 自慢(じまん)らしい。先日(せんじつ)は テレビ番組(ばんぐみ)で 食生活(しょくせいかつ)の 心掛(こころが)けを 明(あ)かして いた。よく 口(くち)に する 三(みっ)つの うち、赤(あか)ワインと 発酵(はっこう)食品(しょくひん)は ともかく イワシを 挙(あげ)げたのは 意外(いがい)だった
▲「サンマだろ」と ツッコミを 誘(さそ)ったのかと 思(おも)えば、正味(しょうみ)※1 の 話(はなし)だと いう。あれだけ 出(で)ずっぱり なのに、番組(ばんぐみ)に 穴(あな)を あけた 覚(おぼ)えが ない 人(ひと)の 言葉(ことば)だけに 重(おも)みが ある。思(おも)わぬ 援軍(えんぐん)に 広島湾(ひろしまわん)の 漁師(りょうし)さんたちも 元気(げんき)が 出(で)よう。小(こ)イワシ漁(りょう)が おととい 解禁(かいきん)※2 と なった
▲小(こ)イワシは 字引(じびき)※3 に 出(で)て こない。広島(ひろしま)ならではの 呼(よ)び 名(な)で、本名(ほんめい)は カタクチイワシ。俳句(はいく)の 世界(せかい)で 鰯(いわし)や 鰯雲(いわしぐも)は 秋(あき)の 季語(きご)※4 だが、本紙(ほんし)の 中国(ちゅうごく)俳壇(はいだん)には この季節(きせつ)、時(とき)と すると 読者(どくしゃ)からの 投句(とうく)が ある
▲〈 キラキラと 鰯(いわし)の 群(む)れで 海(うみ)動(うご)く 〉。瀬戸(せと)の 島々(しまじま)を 望(のぞ)む 中学校(ちゅうがっこう)の 生徒(せいと)が 詠(よ)んだ 句(く)で ある。〈 海(うみ)動(うご)く 〉は、浜(はま)育(そだ)ち だからこその 感動(かんどう)だろうか。なるほど 小(こ)イワシの 肌(はだ)には、海(うみ)を そのまま 抜(ぬ)き 取(と)った ような 青(あお)の 濃淡(のうたん)※5 や 水面(みなも)きらめく 光(ひかり)が 見(み)て 取(と)れる ことも ある
▲刺(さ)し身(み)よし、てんぷらによし、そして 健康(けんこう)に なおよし。この夏(なつ)は 古里(ふるさと)の 旬(しゅん)を 味(あじ)わい つつ、さんまさんの 信条(しんじょう)※6 に 思(おも)いを はせて ※7みたい。「生(い)きてる だけで 丸(まる)もうけ」。金(かね) もうけより 生(い)き もうけである。( ー 引用 ー )
※1 「正味(しょうみ)」とは、余分なものを取り除いた、物の本当の中身。
※2 「解禁(かいきん)」とは、法律などで禁止していたことを解くこと。
※3 「字引(じびき)」とは、字典・字書。
※4 「季語(きご)」とは、俳句で、季節と結びついて、その季節を表すと定められている語
※5 「濃淡(のうたん)」とは、色や味などの濃いことと、うすいこと。
※6 「信条(しんじょう)」とは、堅く信じて守っている事柄。
※7 「はせる」とは、自分と離れているものに思いをめぐらすことなどを意味する表現。
私は、本日の天風録を
「読み・書き・タイピング」しながら、
SDGs目標14の「海の豊かさを守ろう( Life below water )」の大切さについて
考えていました。
人の健康の源は、豊かな海の産物から・・・
豊かな海の産物が健康だからこそ、
回り回って、
私たちの身体も心も健康を維持できるのです。
そんな海が汚染されてしまっては、
当然、
人体に及ぼす影響も図りしれないものがあるような気がします。
私の日々の生活習慣(食生活)の改善から始め、
自分自身の「健康」から地球環境の「健康」にまで
思いを馳せてみました。
あなたは、本日の天風録を読み、何を学び、どう考えましたか?