東京五輪 VS 新型コロナウイルス・・・

中国新聞天風録を「読み・書き・タイピング」し、
世の中の出来事を学び、
認知症を防ぐ取り組みで「考える力」の脳トレ
励んでいます。

尾身政府分科会長.jpg
時事ドットコムより引用 〗


【 本日(2021.06.05)の天風録 】で学び、考えたこと。

 1年(ねん)(おく)れの 東京五輪(とうきょうごりん)の 開幕(かいまく)まで、きょうで あと48日(にち)。ここにきて アスリートの 面々(めんめん)より むしろ、新型(しんがた)コロナ対策(たいさく)の 政府分科会(せいふぶんかかい)会長(かいちょう)を (つと)める 尾身 茂(おみ しげる(し)が (とき)の (ひと)と なっている。開催(かいさい)ありきの カウントダウンが (すす)む 現状(げんじょう)に、疑義(ぎぎ)※1 (はさ)み (つづ)けている からだ

▲「パンデミック(か)の 開催(かいさい)は 普通(ふつう)は ない」「(なん)の ために やるのか」。国会(こっかい)で 連日(れんじつ)、(は)に (きぬ) (き)せぬ ※2 発言(はつげん)を (く)り(かえ)す。医師(いし)や 研究者(けんきゅうしゃ)仲間(なかま)の 後押(あとお)しも あるの だろう。五輪(ごりん)の 感染(かんせん)リスクに ついて 20日(はつか)までに 見解(けんかい)を まとめる という

▲ご意見番(いけんばん)の (つよ)い 姿勢(しせい)は 政府(せいふ)に とって 想定外(そうていがい)だったと みえる。「(べつ)の 地平(ちへい)から (み)てきた 言葉(ことば)は なかなか (つう)じ づらい」と 五輪相(ごりんそう)が (つ)き(はな)せば、厚生労働相(こうせいろうどうそう)は 「自主的(じしゅてき)な 研究(けんきゅう)成果(せいか)の 発表(はっぴょう)だろう」。見解(けんかい)が (で)ても 正面(しょうめん)からは (と)り(あ)わないと 予防線(よぼうせん)を (は)った

五輪(ごりん) お膝元(ひざもと)の 都内(とない)自治(じちたい)では (べつ)の (うご)きも。小金井(こがねい)市議会(しぎかい)は おととい、五輪(ごりん)と パラリンピックの 開催(かいさい)中止(ちゅうし)を (もと)める 意見書(いけんしょ)を 可決(かけつ)した。「見切(みき)り 発車(はつしゃ)での 強行(きょうこう)は 人命(じんめい)尊重(そんちょう)、国民生活(こくみんせいかつ)尊重(そんちょう)の 観点(かんてん)からも 許容(きょよう)※3 限度(げんど)を 逸脱(いつだつ)※4 する」

五輪(ごりん)反対(はんたい)の 国民(こくみん)も、いざ開幕(かいまく)すれば 応援(おうえん)の ボルテージを (あ)げてくれるー。開催(かいさい)へ (つ)き (すす)む 政権(せいけん)に とっては 浮揚(ふよう)※5 と なるの だろうか。

​※1 「疑義(ぎぎ)」とは、意味(事柄の内容)がはっきりしないこと。疑問に思われること。

※2 「(は)に(きぬ)(き)せぬ」とは、思ったことや感じたことを、相手に遠慮することなく言ってのけるさまを意味する表現。

※3 「許容(きょよう)」とは、ある事をすること、ある状態にあることを、許して認めること。

※4 「逸脱(いつだつ)」とは、本筋からそれること。あやまって抜かし落とすこと、抜けること。

※5 「浮揚(ふよう)」とは、浮びあがること。浮かびあがらせること。


​ あなたは、本日の天風録で何を学び、どのように考えましたか? ​



ちなみに、私は、本日の天風録を読んで思ったことは、

48日前にして、声を大にして「あーだぁ」「こーだぁ」言わずに、

せめて、

アスリート選手には集中できる環境をどの様にして提供できるかを
議論すれば良いのに、と

そうでないと、

お・も・て・な・し」の意味が薄れる気がする・・・