いつの時代も・・・
中国新聞天風録を「読み・書き・タイピング」し
世の中の出来事を学び、
認知症予防で「考える力」の脳トレに取り組んでみました。
本日の天風録の内容は、
【本日(2021.05.26)の 天風録 ↓ ↓ ↓ 】で、あなたは何を学び、どんな事を考えましたか?
江戸時代(えどじだい)には、何(なに)か よからぬことが 起(お)きる 兆(きざ)しだと 考(かんが)えられて いた。食(しょく)と 呼(よ)ばれる 現象(げんしょう)だ。太陽(たいよう)や 突然(とつぜん)黒(くろ)い 影(かげ)に 覆(おお)われて しまうの だから、肝(きも)を つぶした ※1 に 違(ちが)いない。だから 正(ただ)しく 見通(みとお)せば、お上(かみ)の 威厳(いぜん)※2 を 示(しめ)す 絶好(ぜっこう)の 機会(きかい)に なった
▲ところが 幕府(ばくふ)が 作(つく)った 暦(こよみ)にない 日食(にっしょく)や 月食(げっしょく)が 相次(あいつ)ぐ。中国(ちゅうごく)から 800年(ねん)以上(いじょう)前(まえ)に 輸入(ゆにゅう)した 暦(こよみ)に 誤差(ごさ)が 生(しょう)じて きた からだ。そこで 正確(せいかく)な 暦(こよみ)作(つく)りを 託(たく)されたのが 碁(ご)の 指南役(しなんやく)の 渋川 春海(しぶかわ はるみ)である
▲算術(さんじゅつ)や 天文学(てんもんがく)に 通(つう)じ、昼(ひる)は 太陽(たいよう)、夜(よる)は 月(つき)の 観測(かんそく)を 重(かさ)ね、日本(にほん)独自(どくじ)の 暦(こよみ)を 初(はじ)めて 作(つく)った。その 歩(あゆ)みは 小説(しょうせつ)「天地明察(てんちめいさつ)」〈冲方丁(うぶかたとう)著(ちょ)〉に 詳(くわ)しい
▲同(おな)じような 月(つき)の 変幻(へんげん)を 彼(かれ)も 見(み)た だろうか。今晩(こんばん)、満月(まんげつ)が 地球(ちきゅう)の 影(かげ)に すっぽり入(はい)り、赤黒(あかぐろ)く 輝(かがや)く 皆既(かいき)月食(げっしょく)が 各地(かくち)で 見(み)られる。しかも、ことし 最(もっと)も 地球(ちきゅう)に 近(ちか)づいて 大(おお)きく 見(み)える スーパームーンだ。天候(てんこう)に 恵(めぐ)まれ れば、広島(ひろしま)でも 午後(ごご)8時(じ)すぎから 拝(おが)めそう
▲ただ 月(つき)の 見(み)える 高(たか)さが かなり 低(ひく)く、南東(なんとう)の 空(そら)が 明(あ)けた 場所(ばしょ)が よさそうだ。ホームゲームの ある サンフレッチェ広島(ひろしま)は 「スタジアムの 観客席(かんきゃくせき)からが 格好(かっこう)」と 呼(よ)び 掛(か)ける。とはいえ コロナ禍(か)の さなか。蜜(みつ)に ならぬよう 気(き)を 付(つ)けて、ことし 一番(いちばん)の 天体(てんたい)ショーを 楽(たの)しんで。
※1 「肝をつぶす」とは、たいそう驚くことを表す言い回し。
※2 「威厳(いげん)」とは、堂々としていておごそかな様子。
せっかくの、天体ショー
今夜の天気予報は、雲りと雨マーク
さらに
施設で働いています。