「トーチキス」でつないだ希望の火・・・
あなたは、東京五輪の聖火リレーが新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、
公道でのリレーを中止し、平和記念公園で無観客の点火セレモニーを開き
「トーチキス」を繰り広げ始まったことを知っていますか?
本日の天風録で
「トーチキス」について
学び、教えてもらいました。
【 本日(2021.05.18)の 天風録 ↓ ↓ ↓ 】
まだ 5月(ごがつ)の 半(なか)ばと いうのに 梅雨(つゆ)入(い)りした かと 思(おも)えば、おどろおどろしく ※1 夜半(やはん)の 雷鳴(らいめい) ※2 が 響(ひび)いた。梅雨(つゆ)が 明(あ)け、夏(なつ)の 訪(おとず)れを 告(つ)げる 合図(あいず)だとされる。気候(きこう)にも 非常事態(ひじょうじたい)が 宣言(せんげん)される 時代(じだい)とはいえ、何(なん)とも はや、ちぐはぐな ※3 空模様(そらもよう)だ
▲ 一夜(いちや)明(あ)けた 広島市内(ひろしましない)で 五輪(ごりん)の 聖火(せいか) 「リレー」が あった。関係者(かんけいしゃ)だけの 平和記念公園(へいわきねんこうえん)の 石畳(いしだたみ)を、トーチを 掲(かか)げた ランナーが 数歩(すうほ)ずつ 刻(きざ)んでは 次(つぎ)の 走者(そうしゃ)へ つないでいく。ネットで 生中継(なまちゅうけい)されたが、盛(も)り上(あ)がりは いまひとつ
▲ ちぐはぐぶりは もちろん、ランナーの せいではない。走(はし)り 応(ごた)えがなかった はずなのに、皆(みんな)が 精(せい)いっぱいの 笑顔(えがお)と ポーズで 「お・も・て・な・し」の 心(こころ)を 表(あらわ)していた。五輪(ごりん)の 機運(きうん) ※4 を 高(たか)めるには、結局(けっきょく)のところ、観客(かんきゃく)の 声援(せいえん)や 拍手(はくしゅ)が 欠(か)かせないと いうことか
▲ きのう 本紙(ほんし)が 載(の)せた 世論調査(よろんちょうさ)に よると、夏(なつ)の 五輪(ごりん)を 中止(ちゅうし)するべきだとの 意見(いけん)が 6割(ろくわり)に 達(たっ)した。予防接種(よぼうせっしゅ)が 遅(おく)れに 遅(おく)れている上(うえ)、緊急(きんきゅう)事態宣言(じたいせんげん)は 後手(ごて) ※5 に 回(まわ)る。そんな 政府(せいふ)の コロナ対策(たいさく)の ちぐはぐさも 影響(えいきょう)している ようだ
▲ 一方(いっぽう)、無観客(むかんきゃく)での 五輪開催(ごりんかいさい)を 支持(しじ)するのは 4人(よにん)に1人(ひとり)。どちらにしても 寂(さび)しい 夏(なつ)に なるのなら、いっそ 再(さい)延長(えんちょう)して みては どうだろう。穏(おだ)やかな 風(かぜ)そよぐ 秋(あき)にでも。 ( ー 引用 ー )
改めて、
東京五輪の開催することで、
世界中が平和について考え、
一日でも早く新型コロナウイルス感染拡が、
終息することを願うばかりです。
※1 「おどろおどろしく」とは、不気味で恐ろしい。すさまじい。
※2 「雷鳴(らいめい)」とは、かみなりの音
※3 「ちぐはぐ」とは、物事が食い違い、調和がとれないこと。対になるべきものが揃っていないこと。
※4 「機運(きうん)」とは、時のめぐりあわせ。おり。
※5 「後手(ごて)」とは、物事の進め方が、問題が発生したりトラブルが起こってから対処するようなやり方になっていること。
あなたは、
本日の天風録で
何を感じ、
何を学び、
そして、
どう行動につなげていこうと思いましたか?
本日は以上です。