【目標7】大量熱水、海洋へ大放出・・・
「東京電力福島第1原発で増え続ける大量の処理水の処分を海洋放出にて処分を決定」この決定に、あなたはどの様に考えますか?
そして、
本日の天風録を、SDGs(持続可能な開発目標)の目標7の視点で捉え
「読み・書き・タイピング」し
原発の汚染水処理について
学び、考えてみました。
SDGs(持続可能な開発目標)の目標7と言えば、
「『エネルギーをみんなにそしてクリーンに(Affordable and clean energy)』
すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代エネルギーへのアクセスを確保する」でしたね。
【 2021.04.14.の天風録 】
〈 大量熱水製造廃棄(たいりょうねっすいせいぞうはいき)株式会社(かぶしきかいしゃ)〉を 誘致(ゆうち)し、村(むら)を この世(よ)の 天国(てんごく)にしよう という。福島(ふくしま)の 詩人(しじん)若松 丈太郎(わかまつ たけたろう)さんの 寓話(ぐうわ)にも 似(に)た 詩(うた)「海辺(うみべ)からの たより」にある。主導(しゅどう)した 村長(そんちょう)を 〈 源八(げんはち)氏(し)〉と 呼(よ)んで
▲ 捨(す)てるほど 湧(わ)く 熱水(ねっすい)で 温泉付(おんせんつ)き ホームを 営(いとな)み、じっちゃん、ばっちゃんを 大切(たいせつ)に する。代(か)わりに 一(ひと)つだけ 社会貢献(しゃかいこうけん)を してもらう。ブザーが 鳴(な)れば 工場(こうじょう)に 出向(でむ)き、首(くび)に 計器(けいき)を 着(つ)け、ちりとりと モップで 掃除(そうじ)する ことで ある。詩人(しじん)自身(じしん)「怖(こわ)ーい 話(はなし)」と 言(い)うから、その寓意(ぐい)は 察(さっ)しが 付(つ)く
▲ タンクが 足(た)りないほど 湧(わ)く 汚染水(おせんすい)を 「浄化(じょうか)」して 海(うみ)へー。きのう 政府(せいふ)の 決定(けってい)は 寓話(ぐうわ)では なく 現実(げんじつ)で ある
▲ 漁師(りょうし)たちが 憤(いきどお)るのは 無理(むり)も ない。原発(げんぱつ)の 破綻(はたん)から 10年(ねん)。試験(しけん)操業(そうぎょう)期間(きかん)を やっと 終(お)えたのに、再(ふたた)び「風評被害(ふうひょうひがい)」に さらされる。廃炉(はいろ)の ためには いつまでも おかに ためては おけぬー。そう理解(りかい)を 示(しめ)す 人(ひと)で さえ、海(うみ)に 流(なが)す 理屈(りくつ)を 説明(せつめい)せよと 注文(ちゅうもん)を 付(つ)ける。信用(しんよう)が 地(ち)に 落(お)ちている 東京電力(とうきょうでんりょく)に、理解(りかい)を 得(え)る すべは あるのか
▲ 先日(せんじつ)、いわき駅前(えきまえ)の 居酒屋(いざかや)で メヒカリの 唐揚(からあ)げを 食(しょく)した。「常磐(じょうばん)もの」の 定番(ていばん)で、白身(しろみ)が 軟(やわ)らかく 美味(おいしい)。ささやかに 酒肴(しゅこう)を 楽(たの)しむ 向(む)きにまで 「海洋放出(かいようほうしゅつ)」が 影(かげ)を 落(お)とすのなら、悲(かな)しい。(ー引用ー)
【 本日の天風録の感想 】
他人事で本当に申し訳けありません。
ものすごく難し問題だと思います。
だた、菅義偉首相が表明されている通り「処分は廃炉を進めるのには避けては通れない課題だ」と思います。「海洋放出も仕方ないことなのか・・・」と半分以上諦め気分で考えています。
ただ、このことによって生じる風評被害等に於いては、しっかりと対策とケアが必要だと思い、日本で暮らす一人として、「何が自分にできるのだろうか」とも考えています。